離脱

思ったことを書いてそのあと取りまとめます。

やよい軒と新幹線

久方ぶりのblog執筆である。

会社の仕事以外で他人としゃべる機会がないため、考えたことを口にせず考えては記憶の彼方に消えていく日々を過ごしている。別にたいした事を考えているわけでもないが、何かしら書き留めておけば、そのうち役に立つこともあろうと思い書きはじめる。

 

今すんでいる家の近くにやよい軒がある。他にも食事をする場所は多くあれど、どこもかしこも値段が高い。大手の牛丼チェーンやファストフードショップもなぜか近くにはなく、結果としてやよい軒を利用することになってしまう。

 

やよい軒といえば定食のご飯おかわり自由が売りのひとつだが、数年前から定食の白米を十六穀米に変更できるようになった。十六穀米への変更は無料なものの十六穀米を頼むと白米、十六穀米ともにおかわりができなくなってしまう。かつてはやよい軒にいってはご飯を2杯、3杯とおかわりをしていたのだが、ここ最近は特に運動もせず食べる量が減ってきているので、おかわりなしの十六穀米でも充分にお腹が満たせられる。やよい軒で白米を食べることはほぼなくなった。何かしら体に良さそうだし、食べる量も減らせるので、割りと満足している。

 

ただひとつ気になることがある。

十六穀米を頼むときは、券売機で専用のチケットを発行する必要がある。発券の際に券売機の画面に白米のおかわりが出来ない旨が大きく記述されているのだが、着席したあとチケットをもぎりに来たスタッフに改めて白米のおかわりが出来ないことを確認されるのである。

もちろんクレーム対策などを勘案した結果のオペレーションであることは重々承知なのだが、こちらが了承住みの事を再度確認されるのはなんとも面倒な事である。

常連になれば聞かれる事もなくなりはするのだが、スタッフの入れ替わりもあるので、聞かれなくなることはないのだと思う。

不特定多数の人間を相手にする商売である以上、様々なケースを想定してオペレーション計画を組むのは当たり前の事なのであまりぐだぐだとは言うまい。

……と思っていると、思わぬところでにたようなケースに行き当たった。新幹線である。

 

一昨年あたりから新幹線に乗る機会が増えたのだが、ある時期から車内アナウンスが変わったことに気づいた。停車の際のアナウンスである。

今までは停車駅が近づくとその旨を知らせるだけだったのだが、そのあと、停車後すぐに発車しますという内容が追加されたのである。はじめは違和感だらけだったが流石になれてきている。

アナウンスが変えなければいけないくらいには降りそびれたケースがあったのだろう。ただ流石に停車後にすぐ発車することくらいは前提としてシェアできていないものなのかと少し不思議に思ってしまうものでもある。

 

なにかを常識と思い込むことほど危ういことはないと思いながら生きているが、それでもまだ疑いきれていない常識が自分のなかにあるのだと痛感する次第である。